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保育園のお正月まとめ|行事のねらい・遊び・製作・説明文・おたより文例

2025 12/12
行事・製作・アイデア

お正月は、子どもにとって「特別な季節」であり、保育園にとっては文化の継承や季節の節目を感じる経験を届けられる貴重な時期です。本記事では、ねらい・遊び・製作・説明文・おたより文例まで、1月の保育で必要な情報をすべてまとめて理解できる完全版としてお届けします。

\保育士転職ならホイクルート/

目次
  • 保育園でお正月を扱う意味とは?|ねらい・育つ力
    • 日本の季節行事に触れる経験を育む
    • 昔ながらの遊びや文化に親しむ機会になる
    • 家庭の生活リズムと園の生活をつなぐ役割
    • 保育園で扱う際の発達配慮(0〜5歳)
  • 保育園で楽しめるお正月遊びアイデア
    • たこあげ(園庭・室内アレンジ可能)
    • こま回し(年齢別の発展がしやすい)
    • かるた・カード遊び
    • 福笑い(個別・集団どちらでも楽しめる)
    • 羽子板・風船羽根つき
  • お正月の製作アイデア(年齢別)
    • 0歳:手形・足形で楽しむ鏡もち・だるま
    • 1・2歳:スタンプやちぎり絵で獅子舞・羽子板づくり
    • 幼児:折り紙・立体制作で季節の飾り
    • 共同制作:巨大福笑い・新年の壁面装飾
  • お正月行事の子ども向け「やさしい説明文」テンプレ
    • 鏡もち
    • 門松
    • 羽根つき
    • 七草粥
    • お年玉
  • 保育園での鏡開き・七草粥はどう取り入れる?
    • アレルギー配慮と安全な取り入れ方
    • 行事食を提供しない園での伝え方
    • 連絡帳に書ける説明文の例
  • 1月のおたより・書き出し文例(お正月ver.)
    • 園だより向けの書き出し
    • クラスだより向けの書き出し
    • 冬の生活リズムや健康面に触れた書き出し
  • 保育園のお正月に関するよくある質問
  • 保育の働き方に悩んだら、「ホイクルート」で相談できます
  • まとめ|「お正月は文化を楽しむ時間」として保育に取り入れる
    • こちらもおすすめ

保育園でお正月を扱う意味とは?|ねらい・育つ力

新しい年を迎える行事は、子どもにとって年間の中でも特別な体験となります。保育園でお正月を扱う意義は、単に伝統行事を経験することだけではありません。生活の節目を理解し、季節の変化を感じ、家庭とのつながりを確認する機会としても重要です。

日本の季節行事に触れる経験を育む

お正月行事を通して、子どもは日本の伝統文化に自然と触れます。鏡もち、門松、干支などの象徴的なものに触れることで、「昔から続いている習慣」への興味が育ち、文化的背景を知る第一歩となります。家庭で行事を行わない場合でも、園での体験が文化を理解するきっかけになります。

昔ながらの遊びや文化に親しむ機会になる

凧揚げ・こま回し・福笑い・羽根つきなど、お正月には古くから伝わる遊びが多くあります。これらは、手先の器用さ、バランス感覚、ルール理解、友だちと一緒に楽しむ協同性など、多くの学びが含まれています。現代の生活では触れる機会が減っているからこそ、園での導入に大きな意味があります。

家庭の生活リズムと園の生活をつなぐ役割

年末年始は家庭の過ごし方が変わり、子どもの生活リズムが乱れやすい時期です。園でお正月の話題を取り上げることで、休みの経験を言葉で表現したり、園生活のリズムを整えたりする助けになります。「お正月に何をした?」という会話は、保育者と子ども、子ども同士のコミュニケーションのきっかけにもなります。

保育園で扱う際の発達配慮(0〜5歳)

年齢によって活動のねらいは異なります。

年齢活動例育つ力
0歳手形・足形の鏡もち/感触遊び感覚刺激・保育者との関わり
1・2歳スタンプ獅子舞/簡単な福笑い色や形への興味・表現
3歳凧揚げ・紙コップこまルール理解・挑戦する意欲
4歳かるた・羽根つき風遊び集団遊び・協力
5歳こま回し・書き初め自己表現・集中力

子どもの「やってみたい」気持ちに寄り添いながら、発達に応じた活動を選ぶことが大切です。

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保育園で楽しめるお正月遊びアイデア

お正月遊びは準備がしやすく、安全にアレンジもしやすいため、保育に適した遊びが多くあります。ここでは園で取り入れやすい内容を紹介します。

たこあげ(園庭・室内アレンジ可能)

凧揚げは風を感じながら体を動かすことができる代表的な正月遊びです。
園庭で風が弱い場合や広さが限られている場合でも、ビニール袋を使った「ビニール凧」や短い紐で持って走る「手持ち凧」で十分楽しめます。

室内では風船にリボンをつけて走るだけでも“凧が上がる感覚”を味わえます。

こま回し(年齢別の発展がしやすい)

こまは形を作る楽しさと、回ったときの達成感を味わいやすい遊びです。

  • 乳児:ストローこま・紙皿こま
  • 幼児:牛乳パックこま・色模様の変化を楽しむこま
  • 5歳児:ひもを巻いて回す本格的なこまに挑戦

同じ「回す」という動作でも、年齢に合わせて難易度を調整しやすい点が魅力です。

かるた・カード遊び

かるたは語彙の習得や集中力の向上に役立ちます。

1〜2歳は絵合わせ遊びから始め、
3〜4歳は絵札かるた、
5歳はグループ戦など集団遊びへ発展します。

読み手の速度や難易度を調整すると、子どもの成功体験を積みやすくなります。

福笑い(個別・集団どちらでも楽しめる)

顔のパーツに関心が高まる時期には特に喜ばれます。
幼児クラスでは目隠しを使うと一気に盛り上がり、乳児クラスは“顔をつくる遊び”として自由に貼れるシンプルな形で楽しめます。

子どもの写真を使った“オリジナル福笑い”はクラスの雰囲気も和み、壁面にも活用できます。

羽子板・風船羽根つき

本物の羽子板は硬さがあるため、園では安全性を考慮したアレンジが必須です。

  • うちわ+風船
  • ダンボール羽子板+スポンジボール

「落とさない」「何回続くか数える」など、個別・ペア・グループで幅広い遊び方ができます。

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お正月の製作アイデア(年齢別)

製作には季節感を感じられる材料や色が多く使えるため、お正月の雰囲気を形にしやすい時期です。

0歳:手形・足形で楽しむ鏡もち・だるま

0歳児では、作品を仕上げることよりも感触を楽しむことが中心です。
白い画用紙に手形で“もち”、足形で“みかん”を表現するなど、保育者の補助で季節の製作が可能です。

1・2歳:スタンプやちぎり絵で獅子舞・羽子板づくり

スタンプ遊びなど、繰り返しを楽しむ時期に合わせた製作が向いています。
羽子板の形をした画用紙にスタンプで模様をつけたり、獅子舞の顔をちぎり絵でつくったりするなど、素材を変えるだけで難易度が調整できます。

幼児:折り紙・立体制作で季節の飾り

4〜5歳になると工程を理解しながら複雑な制作にも挑戦できます。

  • だるまの折り紙
  • 十二支の飾り
  • 立体こま
  • お正月モビール

自分のアイデアを形にする力が育つため、展示するとクラス全体が華やぎます。

共同制作:巨大福笑い・新年の壁面装飾

グループで取り組む制作は、一体感が高まりクラスを盛り上げます。

  • 体育マットサイズの巨大福笑い
  • 大きな門松の壁面
  • 「今年もよろしくね」の共同メッセージボード

共同作業では友だちとの関わりが自然に生まれ、協同性の育ちにもつながります。

お正月行事の子ども向け「やさしい説明文」テンプレ

園だよりや活動導入でそのまま使える説明文です。

鏡もち

かがみもちは、新しい年が元気にすごせますようにという願いをこめてかざるおもちだよ。
まるい形は「いいことがずっと続きますように」という意味があるんだ。

門松

かどまつは、新しい年をむかえるときに神さまが来やすいようにたてる、とても大切なかざりなんだよ。
松や竹はじょうぶで長生きする植物なんだ。

羽根つき

羽根つきは、お友だちと羽をつきあって楽しむ遊びだよ。
むかしの人は「悪いことがとんでいきますように」という願いをこめて遊んでいたんだ。

七草粥

1月7日は、春の七つの草を入れたおかゆを食べる日だよ。
「今年もげんきにすごせますように」という気もちがこめられているんだ。

お年玉

おとしだまは、「今年もすくすく大きくなってね」という気もちをこめて大人が子どもにあげるプレゼントなんだ。

保育園での鏡開き・七草粥はどう取り入れる?

アレルギー配慮と安全な取り入れ方

鏡開きや七草粥は魅力的な行事ですが、実際に食べる活動を行う場合はアレルギーへの配慮が欠かせません。
食育として扱う場合は、実物を見たり香りをかいだりするだけでも十分に“季節の食”を感じられます。

アレルギー児がいるクラスでは、食品を触れないように注意し、
絵本・写真・カード・クイズ形式など「見て知る」活動に切り替えると安全です。

行事食を提供しない園での伝え方

宗教的理由や衛生管理の方針などから行事食を扱わない園もあります。
その場合は「昔の人がこんなふうに過ごしていた」という形で文化紹介として伝えると安心です。

例:

「むかしの人は、1年のはじめにからだを休めるために七草のおかゆを食べていたんだよ。今日はお話だけで知ってみようね。」

連絡帳に書ける説明文の例

● 鏡もち活動の記録

今日は鏡もちについてみんなでお話をしました。
実物を見ると「まるい!」「おいしそう!」と興味を持ち、季節の行事に親しむ様子が見られました。

● 七草の活動の記録

絵カードを見ながら七草の名前を知り、「これはにおいがするの?」「食べたことある?」と会話が広がっていました。食べない活動のため、安心して参加できました。

1月のおたより・書き出し文例(お正月ver.)

園だより向けの書き出し

あけましておめでとうございます。静かだった園舎に、子どもたちの元気な声が戻ってきました。
今年も子どもたち一人ひとりの育ちに寄り添いながら、季節の行事や遊びを楽しんでまいります。

クラスだより向けの書き出し

「あけましておめでとう!」と元気に登園してくれた子どもたち。
冬休みの経験を嬉しそうに話す姿から、また一回り成長した様子が感じられました。
少しずつ園での生活リズムを取り戻しながら、1月ならではの遊びを楽しんでいきたいと思います。

冬の生活リズムや健康面に触れた書き出し

年末年始は生活リズムが乱れやすい時期です。園では無理のないよう配慮しながら、健康に過ごせる環境づくりを進めています。寒さが厳しくなりますが、外遊びも取り入れながら元気に過ごしていきます。

\詳しくはこちらから/

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保育園のお正月に関するよくある質問

お正月遊びは保護者にどのように説明すると良い?

お正月遊びは、文化や伝統に親しむだけでなく、身体の動き・手先の巧緻性・集中力・協力性など、多方面の発達につながる活動です。遊びの意義を丁寧に説明することで、保護者も安心して取り組みを理解しやすくなります。

宗教色はどの程度配慮すべき?

お正月行事には伝統的な側面がありますが、園で扱う場合は“文化として知る”というスタンスが適切です。
「昔の人はこう考えていた」という説明にすることで、偏りのない伝え方ができます。

昔遊びはどこまで安全にアレンジできる?

・羽子板 → うちわ+風船

・こま → ストローこま・紙皿こま

・凧 → ビニール凧・手持ち凧

・けん玉 → 紙コップけん玉

硬い素材や尖った部分を避け、柔らかい素材を使うことで安全に活動できます。

行事を取り入れない園でも活用できる?

遊びや製作は「文化を学ぶ活動」として扱うため、宗教的な意味を強調しなければ幅広い園で活用できます。行事食を扱わない場合でも、遊び・製作・説明文のみ取り入れることで十分季節感が育ちます。

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まとめ|「お正月は文化を楽しむ時間」として保育に取り入れる

保育園のお正月は、日本の伝統文化に触れる貴重な体験の場です。
昔ながらの遊び、季節の製作、行事の意味に触れる活動を通して、子どもたちは季節の移り変わりを感じながら、さまざまな力を育んでいきます。

生活リズムを整える時期でもあるため、無理なく、園の実情に合わせながら柔軟に取り入れることが大切です。文化や季節の意味を丁寧に伝えることで、子どもたちにとって“新しい一年のスタート”を心地よく迎える時間になります。

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