1月の保育行事まとめ|ねらい・内容・保育園での取り入れ方

1月は一年の始まりとして、日本の文化や生活習慣を保育に自然に取り入れやすい時期です。お正月行事や伝承遊び、冬ならではの自然体験を通して、子どもたちは「季節の変化」や「暮らしのつながり」を感じ取っていきます。一方で、年末年始の生活リズムの乱れや情緒の揺れが出やすい時期でもあるため、行事の進め方には丁寧な配慮が必要です。
この記事では、1月の保育行事を一覧で整理しつつ、それぞれのねらいや現場での取り入れ方を、保育のリアルに即して解説します。
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1月はどんな保育行事がある?

1月の主な保育行事・テーマ
- 正月(年始)
- 伝承遊び(こま・かるた・福笑いなど)
- 鏡開き
- 七草粥
- 冬の自然・季節行事
- 防災・安全指導(乾燥期の火災対策など)
- 生活習慣の見直し(月間テーマとして設定する園も)
このように1月は、行事と生活指導が密接につながる月です。単発のイベントとして終わらせるのではなく、日々の保育や生活リズムの立て直しと関連づけることで、行事の意味がより深まります。
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正月(年始)行事|保育園でのねらいと過ごし方

保育園で正月行事を行う意味
正月行事のねらいは、単に「おめでたい雰囲気を楽しむ」ことではありません。新しい年の始まりを実感し、日本の文化に親しむことが大きな目的です。挨拶や飾り、遊びを通して、「節目を大切にする気持ち」を育てます。
0〜5歳児への伝え方のポイント
年齢によって理解の深さは異なります。
- 乳児:雰囲気を楽しむことが中心
- 幼児:「新しい年」「みんなで迎える」という感覚を言葉で伝える
難しい由来説明は不要で、「みんなで元気に新しい年を迎えたね」といった生活に即した言葉が効果的です。
宗教色・家庭差への配慮
正月行事には宗教的背景が含まれる場合もあります。そのため、
- 特定の信仰を強調しない
- 「日本で昔から大切にされてきた行事」として伝える
といった配慮が重要です。
正月明けの子どもの姿と保育士の関わり
正月明けは、甘えや疲れが出やすい時期です。行事を詰め込みすぎず、安心できる関わりを優先することが、結果的に行事への前向きな参加につながります。
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1月の伝承遊び|保育行事としてのねらい
たこあげ・こま・かるた・福笑い
伝承遊びは、1月の保育行事の定番です。これらの遊びには、
- 手先の巧緻性
- ルール理解
- 友だちとの関わり
といった発達要素が自然に含まれています。
年齢別の遊び方と発達への効果
- 低年齢:見て・触れて楽しむ
- 高年齢:勝ち負けや順番を意識する
無理に完成度を求めず、「やってみる」経験を大切にしましょう。
安全に楽しむための配慮点
凧あげやこま回しでは、
- 遊ぶ場所の確保
- 道具のサイズ調整
など、安全面への事前確認が欠かせません。
室内でできる代替案
天候が悪い日は、福笑いやかるた、簡易こま作りなど、室内でも伝承遊びの要素を取り入れることができます。
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鏡開き|保育園でどう扱う?

鏡開きとは?子ども向けのやさしい説明
鏡開きは、「お正月が終わり、普段の生活に戻る節目」として伝えると分かりやすい行事です。「おもちを大切にいただく日」と表現すると、食育にもつながります。
実施する園・しない園の対応例
実際に行わない園でも、
- 絵本や写真で紹介
- 製作や壁面で表現
といった形で十分に意味を伝えられます。
食育・製作・壁面とのつなげ方
鏡餅の製作や、おもちをテーマにした絵本は、行事理解を深める良い導入になります。
保護者への説明文例
1月は、日本の伝統行事に親しみながら、季節の移り変わりを感じる保育を行っています。
このように、行事のねらいを簡潔に伝えることが大切です。
七草粥|1月の食育行事としての取り入れ方

七草粥の意味をどう伝える?
七草粥は、「体をいたわる食事」として伝えると、子どもにも理解しやすくなります。難しい草の名前を覚えさせる必要はありません。
アレルギー・安全面への配慮
実際に提供する場合は、
- 食材確認
- 無理な摂取をさせない
といった配慮が必須です。
行事食が出ない園での代替案
絵本や写真、ペープサートを使い、「知る体験」として取り入れるだけでも十分です。
連絡帳・おたよりに使える説明文
七草粥を通して、季節と健康の関係を伝えたことを共有すると、保護者の理解も深まります。
冬の自然・季節を感じる1月の行事保育
雪・氷・寒さをテーマにした活動
1月は、冬ならではの自然現象に触れる絶好の機会です。霜や氷、水の変化など、身近な発見が子どもの好奇心を刺激します。
冬ならではの自然現象に触れるねらい
「寒いから大変」ではなく、冬にしかできない体験として伝えることがポイントです。
外遊びが難しい地域での工夫
氷づくりや感触遊びなど、室内でも冬を感じられる活動を工夫しましょう。
1月の保育行事と「生活リズムの立て直し」
正月明けに起きやすい生活の乱れ
睡眠や食事のリズムが崩れやすい1月は、行事をきっかけに生活を見直す好機です。
登園しぶり・情緒不安定への対応
無理に切り替えさせず、安心できる関わりと見通しのある声かけを意識しましょう。
保育行事を生活指導につなげる視点
行事は「特別な日」ではなく、「生活を整えるためのきっかけ」として活用すると効果的です。
年齢別|1月の保育行事の関わり方
0歳児:雰囲気を楽しむ・安心感を優先
飾りや歌など、視覚・聴覚で季節を感じられる関わりが中心です。
1・2歳児:繰り返し・模倣を楽しむ
簡単な遊びや言葉を通して、「やってみたい」気持ちを大切にします。
3〜5歳児:意味を知り、考える行事へ
由来や理由を少しずつ伝え、「なぜ?」を楽しむ保育につなげます。
1月の保育行事でよくある質問
「この働き方、ずっと続けられる?」と感じたら

1月は、行事対応・生活リズムの立て直し・年度末準備が重なり、
「保育が好きなのに、心と体がついていかない」と感じやすい時期です。
- 行事準備が毎年しんどくなってきた
- 正月明けのフォローまで一人で抱えている
- 本当は、もっと子どもに丁寧に関わりたい
- 今の園以外の選択肢も、少し気になっている
もし一つでも当てはまったら、
「辞める前提ではない転職相談」という選択肢を知っておいてください。
まとめ|1月の保育行事は“文化と生活をつなぐ時間”
1月の保育行事は、日本の文化を伝えるだけでなく、生活リズムや心の安定を整える大切な役割を持っています。行事を「やること」に追われるのではなく、子どもの姿に合わせて柔軟に取り入れることが、質の高い保育につながります。
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